- 57 - 10. 環境意識健康意識交通手段選択及影響 The effect of health and environmental awareness on travel mode choice 東京大学工学部都市工学科 40135 高橋 理 Recently, a new method called “Mobility Management (MM)“ attracts a great deal of attention among researchers. Generally, MM appeals to drivers environmental awareness to reduce car-use. However appealing to drivers health awareness may be more effective because almost every people are more egoistic than altruistic. In this study, it was examined whether appealing to health awareness was more effective than appealing to environmental awareness or not. The result was against the expectation. The psychological test with the experiment showed that people understood the relationship between the environment and car-use but they seldom understood the relationship between the health and car-use. To execute MM which appeals to health awareness successfully and effectively, it is essential to make drivers understand the relationship between the health and car-use correctly. 研究背景目的 人自動車利用抑制、課税規制手法研究導入検討、多反発招問題多明。中“（以下略） ”称新自動車利用抑制策注目集。心理学的手法駆使自発的自動車利用抑制目指。一般的主自動車利用者道徳心、特環境意識訴自図 1 環境意識訴 MM 動車利用削減目指。図環境意識訴示。 事例 札幌市立平松公園小学校年生児童保護者対自動車利用控教育現場東京工業大学藤井研究室実行。 実行後、 割程度 CO2削減効果得報告。 効果的手法提案 、世中道徳心高人多無。一方、利己心人間普遍的持。、自動車利用者利己心、特健康意識訴方高自動車利用抑制効果得考。図健康意識訴示。本研究、健康意識訴自動車抑制要請場合環境意識訴自動車抑制要請場合自動車利用抑制効果大検証。 社会問題社会問題解決解決 環境意識（道徳意識）訴環境意識（道徳意識）訴 自家用自動車使 社会問題 自家用自動車使 社会問題 自家用自動車交通量減少自家用自動車交通量減少自動車控環境自動車控環境 - 58 - 図 健康意識訴 MM 検証 調査設定 今回調査、東京大学柏既自動車通勤通学新領域創成科学研究科先端生命科学専攻方 2006 年 4 月東京大学本郷柏移転予定新領域創成科学研究科環境学専攻方対行。調査 web 上行。対象者調査 web 回答依頼。 図 3 調査概略 柏交通手段何使行？問対自動車答被験者対健康意識訴環境意識訴行、自動車通勤通学控依頼、度交通手段再選択。調査概略図示。 心理調査 心理調査行。表示内容健康意識環境意識訴行前 1 回目心理調査、後回目心理調査行意識面変化調査。 各質問 全思 大変思段階回答頂。 表 心理調査内容 健康配慮将来今健康配慮大事現在自分健康状態無視普段健康気環境問題配慮 一人環境問題配慮大事 現在環境問題無視 普段環境気環境 意識 調査一般 環 境意 識通勤通学時私車控環境 環境私通勤通学時車控必要健康 意識 調査一般 健 康意 識通勤通学時私車控健康健康私通勤通学時車控必要作成 WEB 概要 WEBGIS 活用、被験者自宅最寄駅 WEB 画面表示地図上選択事自宅柏間各交通手段（自動車利用公共交通利用）所要時間交通費消費排出 CO2上計算、情報提示被験者交通手段再選択際参考。図健康意識刺激画面（一部）。 調査結果概要 調査依頼者 環境学専攻教職員 66 名調査依頼送信。環境学専攻研究室所属学生研究室教員通転送頂調査終了 健康意識刺激 環境意識刺激 環境意識刺激 健康意識刺激 交通手段再選択 交通手段再選択 交通手段再選択 交通手段再選択 柏交通手段何使？ 回目交通手段選択車2 2群群分類分類回目交通手段選択1回目交通手段選択車以外 健康意識（利己心）健康意識（利己心）訴訴 自家用自動車使 私的問題起 自家用自動車使 私的問題起 自家用自動車交通量減少自家用自動車交通量減少 社会問題解決 社会問題解決 私的問題解決 私的問題解決 自動車控健康自動車控健康 - 59 - 図 健康意識刺激画面（一部） 人数不明。先端生命科学専攻所属自動車通勤通学 44 名調査依頼送信。 有効回答者数環境学 90名、先端生命 17 名計 107 名。表回答者属性。 表 回答者属性 既柏 車通人月柏 通予定人計学生85563 教職員93544 計1790107 回答結果 回答者 107 名中、 23 名通勤通学時既自動車利用、利用意向持回答。 23 名中、環境意識訴事自動車通勤通学控意思示人 23 名中人、健康意識訴事自動車通勤通学控意思示人 23 名中人。表回答結果。 今回調査単純情報提供 23 名中名人少度自動車利用控意思示注目値。、”健康意識訴方、環境意識訴自動車利用抑制効果大”当初仮定異結果。 分析 心理調査健康情報環境情報自動車利用抑制効果差出原因探、表一般的健康意識大小通勤通学時自動車控事健康意識健康通勤通学時自動車利用控必要意識与影響調査。環境意識同様調査。 一般的健康意識大小被験者分類分析 、表一般的健康意識回目心理調査大小（平均値上下）被験者群分類。次通勤通学時自動車控事健康意識健康私通勤通学時自動車利用控必要意識群間差異 t 検定回目回目心理調査行。回目回目調査共、両群間各意識有意差見。、一般的健康意識大小“健康自動車控”意識大小統計的有意関係無分。 表 回答結果 回目交通手段 選択結果 刺激意識刺激刺激 公共交通自動車公共交通自動車公共交通自動車公共交通自動車 1 （0）0 （0）2 （）8 （）3 （1）1 （）0 （0）8 （）8 （）公共交通自動車回 目環境意識公共交通自動車健康意識 交通手段 選択結果名中名柏自動車利用自動車利用意向回答回 目健康意識 名（教職員6名）環境意識 名（教職員名） 交通手段 選択結果1 （0）10 （6）4 （2）内教職員人数示。 - 60 - 一般的環境意識大小被験者分類分析 環境意識同様検定行。回目調査両群間各意識間以下有意差見回目調査見。、一般的環境意識大小自動車控意識大小関係、環境意識訴事一般的意識低人意識高人並底上考。 通勤通学時自動車控環境保全認識高、自動車控健康増進認識高。、健康自動車控呼多人賛同結果考。 6考察 ”通勤通学時自動車控健康関係”自動車控環境関係”比認知度低。 ”代替性”影響 自動車利用二酸化炭素発生地球環境悪化。自動車使必地球環境悪化。一方、自動車利用公共交通等利用時消費小運動不足危険性、他運動運動不足健康影響防出来。 情報接触頻度少 、新聞駅-見公共交通使環境負荷減交通環境関情報目。一方交通健康関情報目。、自動車控健康良-、環境